FM+RAG後日談:埋め込みベクトル化の精度改善

先日、Foundation Models で RAG を試みる内容を登壇したのだが、その時のスライドに添付したソースコードに誤りがあったので、以下ブログ記事に記載していたソースコードを修正した。

もともとはベクトル化対象のテキストを、トークン分割しつつ startIndex から endIndex まで手動で動かしながら畳み込みしていたものを、シンプルに enumerateTokenVectors(in:using:)  を使うようにしたら、↑記事で記載しているイマイチ精度が出ない問題を改善することができた。

以前の実装だと、何らかの条件で文字列最後までループが到達しないことが発生していたようだ。文頭の構文しかヒットしないという現象も、この原因を考えれば納得できる。


そもそも、ここで紹介している NLContextualEmbedding + mean pooling + L2 normalization で埋め込みベクトル化し、コサイン類似度を求める手法は、すでに以下のQiita記事で同じことが解説されていた。今後実装される方はこっちを参考にした方が幸せかもしれない。(もっと早く見つけたかった、、)

iOSに組み込まれたBERTでテキスト埋め込み・ベクトル検索をオンデバイス実行する #Mac – Qiita

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