聴講メモ:Ebisu.mobile #8 大忘年会 STORES kubell Kyash asken

良いユニットテストの書き方、イベントログの確認方法とaskenさんおふたりの発表内容が自社課題にダイレクトヒットして明日から実践したいと思える内容だった。失敗談から導かれた「コト」に向かう組織作りの取り組みも、目指したい効果に立ち返ってトライしたいと思った。

イベントページ:https://hey.connpass.com/event/335971/


開発生産性から振り返るエンジニアリングマネジメントの失敗2選

@sudo5in5k さん

  • Four Keys の計測結果から得られたEMとしての失敗
  • ドメイン知識に対するメンバー間の知識差から、組織体制変更の影響が発生 → 誰が欠けても生産性を出し続ける仕組みづくり
  • 組織で「コト」へ向かうために
    • モブプロ/ドキュメント作成/プロセス標準化(担当が変わっても取り組めるくらい丁寧に。チケット、PR、docs)
  • Four Keys 測定意図のすり合わせ
    • 本来の意図は健康状態の測定だったが手段と目的が逆転
    • 共通理解・共通価値観の設定が大事 → パフォーマンスを出すにはケイパビリティを変えよ(DORA Core Model から)
  • 個人の価値観にブレはあるが、会社のバリューは絶対的価値観
    • バリューに即した価値観や行動の洗い出し

いいね問題に対する技術選定事例

@tfandkusu さん

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聴講メモ:Spatial Xperience Night for Engineers and VideoCreators Vol.1

空間コンテンツをテーマに映像作家と開発とが一堂に会するイベント(実は参加者要件を深く知らずにエントリーしたため、映像系の参加者が多かったことには驚いた)。空間コンテンツの制作にあたって、映像作家、アプリ企画開発の両観点から工夫に共通点が多くあった点が印象的だった。実は以前参加した「Apple Vision Proホルダー限定Meetup」でも、とある映像クリエイターの方とお話しする機会があり、今回の映像x開発の組み合わせは自然と腑に落ちた。懇親会では360度VRの映像制作を専門とする方に、180度/360度映像の制作における表現手法の違いや難しさについて教えていただき学びになった。

本編で紹介された大型XRエンタメ施設「IMMERSIVE JOURNEY」(横浜)はぜひ行きたいと思っている。

イベントページ:https://vook.vc/n/7829


イマーシブビデオの演出について:「Submerged」「ザ・ウィークエンド:Open Hearts」を体験して

VR Director / Creative Director 渡邊 徹さん(Concent, Inc.)

  • XR映画においては、体験の前後(観る前と観た後)設計が重要と言われる
  • VR=仮想現実は誤訳:Realityを「virtual(実質上)」にどう再現するか
  • Vision Pro イマーシブビデオに必要な要件:VR180フォーマット
    • 視聴者は基本前だけ見ているため180°、フロントだけだと破綻なく作りやすい
    • 視野角100°でその場にいると脳が錯覚、人間の視野角は200°近く、頭を振ることで追従可能
  • コンテンツと体験者との双方向性が没入感を高める(e.g. 対象を目で追う、ナビゲータによる誘導など)
    • framedされた映像と異なり、視覚をジャックすることで、追体験、自分ごと化させられるのがVRの強み(体験をデリバリする)
  • 体験コンテンツではユーザーを能動的にする必要がある
  • Apple のイマーシブビデオ(Submerged / Open Hearts)について
    • ワンカット・ワンカットは素晴らしい
    • カットが多く「そこにいる感」が損なわれる
    • 途中途中で人のドアップが入る、誰の視点で見ているかがわからない
    • 「感情移入のレイヤー」に従っていない
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聴講メモ:Mobile勉強会 ウォンテッドリー × チームラボ × Sansan #17

ひとり5分LTというスピード感や、まだ道なかばという内容の発表もあってよかった。Androidに関する登壇はほぼなかった。懇親会では登壇者の方々とお話しでき、発表内容に関する今後の構想をお聞かせいただいたり、自社プロダクトの採用技術やその背景について互いに意見交換できたので有意義な時間となった。

Vision Pro での個人開発をテーマとした発表がこうしたモバイル勉強会に浸透しはじめているのは、個人的に嬉しい傾向だと感じた。

イベントページ:https://wantedly.connpass.com/event/332981/


iOS18 SDK で登場した SwiftUI の機能をおさらいする

@_swiftty さん

  • iOS 18で追加されたAPIを切り口変えて調べた
  • モジュール定義(.swiftinterface ファイル)から差分をとりだした
  • 定義ジャンプでは表示されない、_ はじまりのAPIも見ることができる
  • .swiftinterface ファイルは SwiftSyntax で扱える
  • SyntaxRewriter を用いてインターフェイス差分を取り出す実装をした
  • Scroll や Accessibility の機能追加が確認できた

多言語対応アプリの負債返済:文字列管理の見直しで得た学び

@yuya_h_x さん

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