WWDC セッション動画の要約方法

細々とWWDC25のセッション動画要約を続けていたのが、いつの間にか30本になっていた。全体で120本近くあるようなので4分の1。興味があるものから順に手をつけているが、まったく興味がないものもあるので、すべてを要約するつもりはない。50本を目処で終わりにしようと思っている。

ところで、要約を始めたきっかけだが、キャッチアップの形跡を残し続けることで、学習意欲や発信のモチベーションにつながるのと、継続した結果が後から振り返って形としてわかりやすいと思ったからだ。

例年は2倍速再生で1日に何本も「消化」する方法をとっていたが、ただ量をこなすだけで、結局あとから思い返しても、何を見て/見ていないかすら曖昧になってしまっていた。

今年は、すでにこうして1ヶ月近く続けられるので、継続できて嬉しい限り。さらに、要約した内容はある程度は記憶に残せているので、無駄にはなっていなさそう。検索してさかのぼりやすいという副次的な効果も実感できている。他にも、勉強会での会話のネタを増やしてくれたり、Recap系イベントで発表する準備を省略できたのもよかった。


ところで、こうした要約をどのように行なっているかというと、当然すべてを手作業でやっているわけではなく、がっつり AI に頼っている(Cursor)。

ありがたいことに、Apple はすべてのセッションビデオに対して文字起こしを提供してくれているので、これをフル活用している。AI に丸投げするだけでは意味がなく、映像としての情報量も大事なので、以下のステップを踏み、自らもビデオを見るようにしている。

  1. セッションビデオのトランスクリプトを Cursor に与えて要約してもらう
    • 特別なプロンプトは与えていないが、セッションの概要(About)に示された関連する章(Chapters)を合わせて提供すると、これに沿って構造化してくれるので追いやすくなる。
      e.g.
      0:00 - Introduction
      1:02 - Input route selection
      3:06 - Recording with AirPods
      5:11 - Spatial Audio capturing
      11:04 - Audio Mix
  2. 要約を一読してから、セッションビデオを見る(1.5〜2倍速)
  3. 要約を自分なりに再整理したり、理解を追記する
    • 要約を Markdown 形式で出力してもらい、Markdown エディタ上で編集

真面目に見て理解するため、1本まとめるのになんだかんだ30分か、それ以上は掛かっているが、内容を先読みできる分、ゼロイチでまとめるよりもはるかに時間は短縮できている。

あと、トランスクリプトや要約のファイルが蓄積するので、過去見た内容について AI に質問することもできる。(このポストの最後)