音楽:トランスクライブのすすめ

ある YouTube 動画を見て、そういえばと思ったこと。

先日、コンボジャズでは5年ぶり?に人前で演奏した(ドラム)。反省は多々あれど、手前味噌ながら自分の成長をおおきく感じたステージでもあった。そしてその成長の根底にあると実感しているのが、トランスクライブだ。


トランスクライブの効果として感じることは

  • 音符の羅列としてしか捉えられなかったフレーズの数々が、ジャズやビバップのボキャブラリとして認識できるようになる(必然性に気がつける)
    • ルーディメンツや基礎練習への意欲向上
    • 意外と名ドラマーも同じフレーズ「使い回してる」んだなあ、などの発見
  • ミュージシャンそれぞれのスタイルが分かるようになる、自分の好きなスタイルが知れる
  • 自分の好きなドラマーのフレージングなので、自信を持って本番演奏で繰り出せる(成功せずともチャレンジはできる)
  • 自分で題材を決めてトランスクライブすることで、日々の練習やレッスンに対して課題感を持って挑める

などなど、、挙げ出したらキリがない。が、多くのプロミュージシャンがオススメするとおり効果が絶大なのは間違いないので、筆者と同じジャズ学習者にはすすめている。

しかし、ひとりで取り組むには限界があるので、可能なら講師など誰かに見てもらうべきだと思う。


筆者の場合、2022年末から月1でドラムの先生にレッスンしてもらっているのだが、去年からは自分で決めた課題曲を譜面に起こして見てもらっている。はじめて持っていった(先生にLINEで送った)のが、2024年5月のコレ。

Larry Vuckovich Trio – Srreet Scene から、”Blue Bohemia Suite”, “News for Lulu” Tana Akira のソロパート

まともに譜面なんて書いたことなく、それまでレッスンでもらった譜面を見よう見まねで採譜したので、はじめは譜面の書き方からの指導だった。以降、平均して 2ヶ月〜3ヶ月に1曲くらいのペースで持っていっている。

一番最近はこんな感じ(↑の譜面からちょうど1年後)。

Freddie Redd – Lonely City から、”Emily Reno” Ben Riley のソロパート

筆者の先生は、LINEで送った譜面写真やPDFファイルをそのまま紙にプリントアウトしてくるので、Notes.app の書類スキャン機能と PDF のマークアップ機能を使い、

  • コントラスト比の高いPDFファイルにする
  • 曲名や各段の秒を書き入れる
  • 音符だけでなく手順(左右や強弱)も書き入れる

ことで、レッスン中のコミュニケーションがスムーズになるよう心がけている。

これを題材に、内容(聞き取ったこと)の是非、違った場合はなぜそうなのか?を、手順(ルーディメンツ)的背景を交えて教えてもらう。こればかりは無知な自分が独学するには効率が悪すぎるため、先生についてもらう醍醐味だと毎度感じている。

レッスンを重ねながら育てていくと、譜面はこうなる。


本当はこのブログを始めた際、トランスクライブした譜面もアップロードしていきたいと思っていたが、清書するのが大変でできていなかった。そろそろ、いろんな譜面に埋もれて自分がどの曲をトランスクライブしたかが把握できなくなってきたので、形式はわからないがデジタルで一覧できるようにアーカイブしていきたい。