登壇メモ:DroidKaigi.collect { #29@Tokyo }

DroidKaigi 主催の勉強会が勤務先の会場提供で開催されるということでで、LTで登壇してきた。今年4度目の登壇は Android 開発について。

イベントページ:https://droidkaigi.connpass.com/event/375731/

社内情報を含むため資料は公開できないが、話した内容をざっくり。

タイトルは「AI時代にiOSエンジニアがAndroidに手を広げて得た気づき」。筆者は今年5、6月から Android 開発も兼務しており、今ちょうど半年を経たところなのだが、

  • 短期間でどのようにキャッチアップし、実務に対応してきたか
  • その中でどのように AI を活用してきたか
  • AI がコーディングする時代にエンジニアが学習する意味とは

の3本柱で5分間話した。

  • 短期間でどのようにキャッチアップし、実務に対応してきたか
    • Google 提供の学習教材を飛ばしながら通した
    • とはいえ膨大な情報を含むので1回通すだけでは吸収不可能
    • 実務の中で、ChatGPT と対話しながら AI とのペア学習を行った
      • e.g. Swift 言語でのこの書き方は、Kotlin ではどう書く?
      • e.g. Apple フレームワーク、SwiftUI におけるこの概念は、Android / Jetpack Compose ではどれに対応する?
      • e.g. レイアウト上でこうした問題があるが、どう解決したら良い?
    • Swift-Kotlin, SwiftUI-Jetpack Compose の技術的類似性あり。既存の知識をフックに AI から答えを引き出せるので学習コストは低い
  • とはいえ、コードレビューでは指摘の嵐
    • Swift / iOS 的慣習で実装してしまうと、Android 側の慣習に準わない
    • 既存実装を参考に実装したところ、チーム内では obsoleted な書き方だった
    • などなど。これまでベテランメンバーだけのチーム体制だと暗黙知になっているナレッジも炙り出された
    • そこで、GitHub API からレビューを吸い出し、AI にガイドラインを作ってもらった
      • 新メンバーへのセルフチェックリストにもなるし、Copilot Review など AI に与えることで AI によるレビュー精度も高められそう
  • AI がコーディングする時代にエンジニアが学習する意味とは
    • DroidKaigi をはじめとする技術コミュニティに、実装コードが実務レベルで読めて理解できる状態で参加することの意義(知識の吸収、コミュニティへの参加)
    • AI powered で iOS/Android 両プラットフォームにエンジニアひとりが携わる時代が来る可能性大

他のLTも、どれも興味深い内容だった。

  • スマホ電子工作を、Xamarin のサポート終了に伴って .NET MAUI を活用して実装
  • DTC (Direct to Cell) 対応とモニタリングの結果
  • Android オーディオプラグインの開発に伴う業界での活動シェア
ICHI さんによるスマホ電子工作の実演

年内 Android をテーマに1度は登壇したいと思っており、ひょんなことからかなったわけだが、うすーい内容の発表にとどまった。来年2026年は技術的に踏み込んだ知見を共有できるよう研鑽したい。

登壇メモ:extension DC 2025 Day1 @DeNA

久々に登壇してきたので記録。

イベントページ:extension DC 2025 Day1@DeNA

夏から取り組み始めていたFoundation Models + RAG の集大成?を発表。結果的にFM側の挙動で綺麗な結果にはならなかったが、、RAGの一翼を担う自前の検索エンジンとしてはきちんと良い結果が出たので、その実装方法を中心にシェアした。

スライドは40枚作っていたが、何度練習しても5分に収まるかは一か八かだったので、会場でトピック丸ごと(この記事の内容)省略した。そのおかげで早口ながら完走はできたのでよかった。アップロードしたスライドには、スキップした内容も復活しておいた。

Apple で開催された Foundation Models のワークショップでたくさんサポートくださった武石さんともお会いでき、FMの挙動について具体で相談させていただき追加でアドバイス頂けたので、試してみたい。

参加メモ:新しいFoundation Modelフレームワークのアプリへの導入(ワークショップ)@Apple Japan


発表後、さまざまな方にお声がけいただき、中にはこのセッションのために来たとおっしゃってくれる方や、今回発表のアプローチを自社プロダクトへ実装検討されている方も何名かいらっしゃって、今回の内容が少しでもお役に立てれば何より。

発表内で紹介した検証は、パラグラフにも満たない短文と、30という限られたドキュメント量でしか試していないので、実運用するデータ規模によっては性能限界があるかもしれない。今回触れなかった文章の細分化や、プーリングのアルゴリズムを変更するなどチューニングの余地は多く残されている。

まだ道半ばなので、今後も試行錯誤を続けていくがその過程は都度「Foundation Models」でタグ付けしていく。

https://p0dee.com/blog/tag/foundation-models

最後に、ここまでの軌跡において救世主となった武石さんのポストに改めて感謝!


会場からの帰り道になぜかYouTuberに捕まって、「あなたの人生を語ってください」的なよくある企画に巻き込まれ、日が変わるまで沖縄料理屋で飲んでた。

登壇メモ:potatotips #92 iOS/Android開発Tips共有会

potatotips で登壇してきたので感想。

イベントページ:https://potatotips.connpass.com/event/358217/

前回は Recap イベントというのもあり個人で発表したのだが、今回は仕事で得た知見を発表したかったので会社で初登壇。HealthKit で睡眠ログを集計するのに試行錯誤があったのでその内容を共有した。

といっても、持ち時間5分ということですべてをつぶさに話すわけにもいかないので、挿絵をふんだんに使いかなりざっくりとしたアルゴリズムの解説になった。聞いている側からすると恐らく(伝わっていればだが)単純すぎて意外性がなかったかもしれない。が、実際はさまざまなデータパターンをもとに、ヘルスケアアプリの統計とすべてにおいて一致できるように何度も修正を重ねてたどり着いたものだった。

発表の反響に関して、如何せんニッチなテーマなので需要はないかも、と思いつつも挑んだのだが、懇親会で HealthKit から睡眠統計を取ろうとしている方とお話しでき、今回の発表内容が刺さったと言っていただけた。とても嬉しく思うと共に、ささやかであっても誰かの需要に応えられたことで安心もした。まずは発信してみるものだ。

また、会場提供の REALITY 様(GREE様)には、大変豪華な食事を提供いただいたり、社員の方から、Unity 開発に関することや、VR/AR での体験作りなど、興味深い話をたくさん聞かせていただき、とても充実した時間だった。


今回紹介した機能実装について。HealthKit との連携からデータの集計まで含めて、ベース部分は ChatGPT に作ってもらったので初速は早かったし、アルゴリズム実装も要件さえ決まれば正直あとは作るだけなので、そこも ChatGPT に土台を作ってもらったので、データとと都合させての調整に専念することができた。

HealthKit を使って何ができる/できないの技術検証も ChatGPT を使って10分レベルで終えられた部分もあり、AI様さまだった。

登壇メモ:集まれSwift好き!Swift愛好会スピンオフ WWDC25セッション要約会 @ DeNA

昨日、集まれSwift好き!Swift愛好会のスピンオフイベントに登壇してきた。

イベントページ:https://love-swift.connpass.com/event/355976/

これまで、会社主催のイベントでの発表はじめ、登壇経験がなかったわけではないが、社外イベントでの登壇、しかも現地発表は初めての経験だった。

ではなぜ今、登壇にチャレンジしたのかというと、単純に今年は勉強会で発表する(しかも5本!)と決めていたのにまだ一度も登壇していないところに、このイベントの登壇ハードルが非常に低く、恰好の機会だったためだ。

そんな方々のために!セッションを5分に要約して発表する会を開催します!

外部登壇と聞くと何か、誰にとっても有意義な内容を発表しなくてはいけない、、そう尻込んでしまうのだが、これはセッション内容を5分に要約するだけ。これなら誰でもできる!ということで即、登壇応募したのだった。

内容は以下。このブログでも要約メモしていた、Foundation Models framework について、Meet the Foundation Models framework を軸に、応用的なセッション内容も織り込んで内容を作り上げた。

実際、Foundation Models を使い始めたのがこのブログにも示す通り、発表の2、3日前だった。本来要約だけなので別に何か作る必要もなかったのだが、Foundation Models の概要自体は一定数の人がキャッチアップしているだろうと思い、なにかそれ以上のお土産を残したかった。が、、結局5分という時間制限の下ではしっちゃかめっちゃかになり、何かを伝えられたかすら微妙になってしまったように思う。

まあ何にしても、初めての(社外)登壇実績を解除できたということだけでも個人的には実りあったし、今年は残り4本登壇できるように頑張りたい。(来月7月は potatotips #92 iOS/Android開発Tips共有会 に登壇することが決まっている。)


最後に、今回発表に使ったデモ映像はこちら。3年前デザイナーの同僚と遊びで作ったものを、Foundation Models の活用アイデアに悩んでいたときに思い出し、掘り起こしてた。3年前のソースコードそのままで Xcode 26 ビルド通ったのが幸いし、既存実装への調整なく実現できた。すべて UIKit で実装しており、Foundation Models の出力を表示する部分だけ SwiftUI で実装し組み込んだ。