ブログを習慣化するコツ

今年2025年は、記事数が150に迫るほどブログ更新できたので、そのコツについて書いてみる。

そもそも、筆者のブログをつける目的は、インプットーアウトプットのサイクルを回すためで、それ以外の承認欲求だとかマネタイズだとかはない。むしろ誰にも読まれずひっそりと書いていたいとすら思う。

誰にも読まれたくないのなら、外部公開しなくてよくない?と思われるかもしれないが、誰かに読まれるからこそ一定の品質と正確性を担保する原動力にもなるし、そのレベルで積み重ねた結果が、個人的な備忘録的価値だけでなく、他者に向けた取り組みの可視化としても、結果的に自分に返ってくると思っている。

昔つけてた Medium の記事 も今見返すと面白いテーマに取り組んでいたと思えたりする。

こうした期待値のうえでブログを継続するには、書き出し時の障壁や心理負荷をいかに軽減できるか、だと思っている。その変数になりうる要素をいくつかピックアップする。

投稿媒体

技術ブログの媒体には、Qiita や Zenn をはじめとした専用のプラットフォームや、技術ブログとして人気の高いはてなブログがある。

こうしたプラットフォームには、すべてでないにしろ新着エントリなどプラットフォーム側の機能で記事をキュレーションすることがあり、筆者はこれが苦手だ。あくまで自分のペースで記事を投稿したり編集したり削除したりしたい。そこで WordPress を使っている。

上述のサービスは書き出しのセットアップが不要で、技術ブログに不可欠なコードブロックもブログエディタに採用しているからとても使い勝手が良い。WordPress にも、デフォルトエディタ Gutenburg にコードブロック機能があったと思うし、プラグインを使えばより高度なカスタマイズが可能なので、今の所困っていない。

Highlighting Code Block の使い方 | LOOS,Inc.

文体

文体には、<ですます、である>といった文末表現や、<私、僕、筆者>に挙げられる主語の選び方が含まれると思うが、地味にこれらも自分にとってしっくりくるものを選ぶと、書き出しがスムーズでよいと思う。

筆者は上述の通り、他者に意識的に何かを伝えるというテイで書いていないので、敬体でなく常体を使っているし、僕、私といった人格をなるべく排除したいから「筆者」という仰々しい主語を選んでいる。

こうした選択は過去いくつもブログを作っては消し、を繰り返す中で収斂していったもので、学生時代につけていたはじめてのブログは全然スタイルが違う。

フォーマット

ある程度固定しておけば、書き出し時に悩まなくてよいのでおすすめ。このブログの場合、勉強会参加時のレポート(聴講メモ)や WWDC のセッション要約はほぼフォーマット固定としてるので、テンプレをコピペ改変して書けるようにしている。

勉強会といえば、参加時にフォーマットに沿ってサマリを書き綴って、帰宅してほぼほぼそのまま投稿できるようにもしているので、さらに手軽。

シリーズ化

フォーマットに似ているが、たとえばある題材を扱う時、シリーズ化して複数回に分けて投稿すると、日々続けるモチベーションにもなって良かった。最近でいえば Shader Graph についてノードごとに調べたりしていた。

インプット計画

WWDC のセッションもそうだが、シリーズ化することで明日の題材が自ずと定まるので習慣化もしやすい。そこでシリーズ化した時点で、何をどのペースでインプットするかをリスト化して書き出しておくことで、次やることに悩まなくなるので、より習慣化しやすくなると思う。

例えば、WWDC の観たいリストをこのように書き出して、毎朝ひとつずつ消化するようにしていた。

おまけ:可視化

心理負荷とは関係しないが、このブログの右ペイン(モバイルだと最下)に、月毎の投稿数やカレンダーが表示されていると思うが、これによって投稿ペースを可視化できてモチベートできる効果があったので、習慣化したい場合はおすすめ。


で、ここまでしてブログへのアウトプットを習慣化してみてどうだったかというと、いくつかメリットがあったのでやって良かったと思う。

  • ブログ投稿を軸にしたインプットーアウトプットが習慣化した
  • 学習の過程やとりくみが可視化されることで自己肯定感が向上した
  • 勉強会などで知り合った方にブログを読んでいただけ、会話のタネになった

特に3つ目は、読んでくださっている方の存在がはげみになるのだと気が付けて良かった。会話の中で、ブログで表にしている技術以外のテーマも認知いただけただけて、書いた甲斐があった。

が、こうしたアウトプット・ドリブンな方法はネガティブな側面もあった。

  • アウトプット偏重になるとインプットに時間が割けなくなる

ブログひとつサクっと書ける方ならよいが、筆者は物書きが苦手で、ひとつひとつにかなり時間を割いている(だからこそ上述のような省力が必要)。投稿数を追うと、自分で手を動かす試行錯誤がおろそかになってしまい、完全に本末転倒だった。

というわけで、個々人にあったちょうどよい投稿ペースも見定めた方が良さそう。筆者の場合は週2-3くらいだろうか。


いまのところプラスが大きいので、来年もほどほどに継続していきたい。