自分語り:「イントロ百本ノック」達成を祝して

高田馬場イントロで、今年の目標にしていた「100曲演奏」を昨夜ついに達成したので、その記念に一筆残しておく。


高田馬場イントロと言えば、ジャズの生演奏を主体としたバー形態の店、いわゆるセッションバーだ。雑居ビルの階段を2周降りた地下にその店はあり、入店時はまずオーディエンスかミュージシャンかを尋ねられる。オーディエンスなら席へ案内されるが、もしミュージシャンなら続けて担当楽器を尋ねられる。あとは待っていれば、いずれマスターに呼ばれステージに立って演奏する。ざっとそんなシステムだ。

こうした種類の店は全国にも数多あるが、特にここはプロのミュージシャンも日々訪れる日本屈指のジャズスポットとして国内のみならず海外からも非常に有名。近年はインバウンド加熱の影響で、外国人が大勢詰め寄せているため、ミュージシャンたちは店外の階段で出番を待たされることも珍しくない笑

筆者がジャズセッションに通い始めたのが6年前で(パートはドラム)、頻度は多くても月1程度。縁あって何度か、横濱ジャズやすみだジャズのアマチュア枠で出演させていただく機会もいただけた。そんなコミュニティに属していると、当然イントロのことはよく話題にも上がるため、存在自体知ってはいたものの、同時に周囲が口を揃えて言うには「(レベルが高く)怖くて近寄れない」とのことで、雲の上の存在のように感じて足は一切向かず。ただ密かに「今年こそは」という誓いだけは毎年立て続けていた。

だが今年1月、いろいろなできごとが積み重なり、とうとうその扉を押し開く決心をしたのだった。

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