今日新宿ピカデリーで、今上映中の「1975年のケルン・コンサート」を観たのだが、その帰りにふと思い立って、映画館の隣にあるジャズ喫茶「DUG」に久々に寄った。





DUGはジャズ好きなら言わずと知れた日本で最も有名な老舗ジャズ喫茶だ。そんなDUGが閉店するというニュースは、文字通り目を疑うものだったし心からショックだった。あれだけ賑わっていたのに。閉店の理由は、店舗の建物そのものの取り壊しに伴うものだった。
筆者が初めてDUGに足を踏み入れたのは、記録の上では2015年11月らしい。この頃は、それこそ夜に新宿で映画を観たあとに決まって行っていたし、友達や家族を連れても度々行った。が、ここ数年ずっと行けていなかった。写真を振り返ると最後は2019年7月、東京に来た父を連れて行った時だった。

足が遠のいたのには、思い返してみるといくつか理由がある。まず、2019年といえばコロナ禍だし、2020年代に突入して一気に加熱したインバウンドもそうだ。ジャズを聴きに行きたいのにわざわざ人の多いところに、とはならなかったのだ。あと、オリンピックを契機に喫茶店の分煙が進んで、喫煙可の店舗に行くのもとても億劫になっていた(日記を振り返ると、実際2024年に足を運んだが喫煙席しかなく泣く泣く退店していた)。
しかし何より、DUGがなくなるなんて想像もしていなかったので、またいつか行けると悠長に構えていたのが大きいだろう。
DUGの閉店とほぼ同時に知ったのだが、渋谷に店舗を移して記憶に新しいジャズの名店 BODY&SOUL の閉店も今年9月に控えている。行きたいところ、思い出の場所には、行ける時に行かないと、いつかふっと消えてしまう。それは人にも言えることだが、、

閉店の告知をよく見ると「To be continued…」とあるから、もしかすると何かしらのかたちで復活があるかもしれない、と期待している。